2004年12月1日、一市議からの提案を受けて、自殺防止をはじめとする心の健康づくりの一環として、横須賀市からの委託を受けて始まったのが、「横須賀こころの電話」です。

それから20年あまた、『横須賀こころの電話』は、延べ300人以上の市民ボランティアの皆さんたちの参加による途切れることのない電話対応によって、あの2011年3月11日以外は1日も休むことなく、今日を迎えることが出来ています。

これまでを支えてくださった横須賀市の担当部局の方々、多くのボランティアの皆さん、職員、応援をしてくださった市民の皆さまに改めて感謝を申し上げます。

人々の電話離れが急速に進み、コミュニケーション手段が限りなく間接的なものに向かっている昨今、電話における生の声と声による直接の出会いの意義が、逆にますます大きくなっていると自認しております。

「横須賀こころの電話」では、「市民参加による市民のこころの健康づくり」をモットーに、毎年、9月～12月、新たに電話対応をしてくださる市民ボランティアの養成研修をしております。皆さまの応募をお待ちしております。

また、「横須賀こころの電話」は、基本、横須賀市からの委託費によって運営しておりますが、昨今の物価、人件費の急騰もあり、今後、経営基盤をより強固にして、事業展開を図っていく必要があります。

市民の皆様からの物心両面の幅広いご支援をお願いしたいと存じます。